【テニス】いきなり試合中に思うように打てなくなったストローク編【考えられる理由6つ】

テニス

試合中にいきなり打てなくなった・・・感覚がなくなった・・・不安で何を意識すればいいのかわからない。いつもこのパターンになると自分で何をしているのかわからなくなる・・・。こんな経験はないですか?私も嫌というほど味わいました。また最近新たに気がついたことも一緒に紹介していきます!不安なテニスから楽しいバリバリテニスに変えていきましょう!

いきなり試合中に思うように打てなくなった

考えられる理由6つ

0・手首の使いすぎ

1・緊張による理由

2・試合経験が少ない

3・3ヶ月以内にフォームを変えた

4・スイング速度が安定していない

5・無意識にフォームが変化している(もしくはルーティンを変えている)

0・手首の使いすぎ

普段の練習中に手首を必要以上に使ってストロークをしているなら・・・それが原因かもしれません。何故かというと手首は自由度が高いからです。確かにストロークにおいて手首は使いますしかし、必要以上に使おうとすると安定感を低くする原因になります。毎回ボールを打つ前に手首の角度が安定していない・もしくは意識できていないのなら手首が原因になっている可能性が高いです。

確かに手首を柔らかく使えれば、爆発的なボールを打ちやすくなります。しかしコートに入らなければ意味がないのです。しかも試合中に自分の打ち方が自分の首を締めている状況を作っているのであれば見直した方がいいでしょう。

【解決策】

手首を使いすぎて不安定なら安定・固定させればいいだけのことです。やり方は簡単です。今のあなたの手首を上に限界まで動かしてください。(上の画像)これが手首の固定になります。ストロークを打つ前にこの形を作ってください。そこからボールにヒットさせるまでは手首の形をキープしてください。ヒットした瞬間に初めて手首を使いましょう。(使いすぎないように)

1・緊張による理由

Myriam ZillesによるPixabayからの画像

これは誰でもあると思いますが!心理的に自分自身を追い詰めてしまう人は特にパフォーマンスを出せないと思います。『絶対に勝たなくてはいけない』なんて思ってしまう人は試合結果ばかりに気を取られて目の前の試合に意識を向けられていないのです。まずは今できることをやるりましょう。楽しみましょう。試合結果は試合中には全く関係のないことなんですから。

またそれ以外の理由でパフォーマンスが出せないことは多岐にわたります。なので緊張してしまったときに身体に起きることに対処していきましょう。私が緊張したときに一番効果があったことを紹介しますね。(今でも緊張したらやっています)

【解決策】

結論からいうと呼吸です。人間は緊張すると呼吸が浅くなります。そうすると脳の働きが低くなります。また脳が送る指令が弱くなるのは想像に難しくありません。だって脳に送られる酸素が少ないのですから意識を朦朧にさせながら+緊張してさらに悪循環に陥っているのです。

具体的な対策としては深呼吸してゆっくり息を吐きましょう。息を吐くときはフ―――ッ!!と力強く吐くのがオススメです。(これは私流)少なくともこれで脳に酸素が届き、身体に必要な指令を送ることができます。

腹式呼吸!!!

2・試合経験が少ない

TikwaによるPixabayからの画像

 

練習が試合より多い人は多分緊張しやすいです。根拠は私自身そうでしたから。(めちゃくちゃ練習量多くして、試合で全くパフォーマンスを出せなかったことがあります)もしかしてあなたもそうですか?何故かというとテニスの練習でテニスを理解したつもりになっている可能性が高いです。試合になった途端に空気感・駆け引き・試合の流れ・相手の仕草。色々な情報を処理しながら試合をしないといけないのです。そしてそれは練習では培うことができないのです。(練習試合はOK)あくまでも試合がメインで練習がサブなのです。

【解決策】

もうお分かりと思います。試合にでましょう!強くなってから出ようとか考えなくていいです。その考えでは強くなれません。(私がその考えでした)また技術はあるのに試合でおかしくなるのであれば、より強く試合に出るのをオススメします。今あなたの状態は練習で一番パフォーマンスを出せる状態にあります。それを試合ばかりに出てそこしかテニスができない状況を作るのです。そうすれば嫌でも試合中にパフォーマンスを出せるようになります。強い人と試合して競ることができればそれは練習以上の収穫にもなります!

オススメは毎週のようにやっている草トーナメントです。私も一時期そればっかり出ていました。出来れば一ヶ月に一回とかではなく、一ヶ月に2~3回出場できるといいです。それで試合に慣れていくし、自分に本当に必要な練習を見つけることができます。

3・3ヶ月以内にフォームを変えた

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

フォームを簡単に変えていると、試合に相当慣れていないと実践では使うことは難しいでしょう。私も2~3ヶ月で練習した持ち方(厚グリップ→薄グリップ)で試合に出たら最初は少し打てたのですが、ボールの変化に対応に対応できずにサクッと負けた記憶があります。何回か同じようなことをしていますが上手くいった試しがありません・・・・。もちろんうまくいく人もいると思いますがオススメはしません。(結局現在もいつものグリップでやってます)

しかしグリップを変えることは悪いことではありません。自分の可能性を試すことができるからです。その結果が良かったとしても悪かったとしてもそれは経験になるし【この握り方でやっていれば・・・勝てたかも】という淡い希望を持つこともありません。(ちなみにフォアハンドストロークはグリップ変化はありませんでしたが、両手バックハンドに関してはグリップを変えて成功しました!)

これに関しては解決策は書きません。あなたの普段の持ち方を信じて試合にでましょう!

持ち方は自分に合ったモノが一番!

4・スイング速度が安定していない

試合中にボールがいきなり入らなくなる時は、相手に押されているときに心理的不安からスイング速度が落ちるケースがあります。どんな状況になってもスイング速度を落とさず入るボールを打つことができないと、すぐに心理的要因で不安定なスイングになってしまいます。その状況になったときに使う球種はスピンかスライスがオススメです。

私も試合中いきなり打つのが怖くなって、感覚がなくなったときにペアのアドバイスで『思いっきり振れ』とアドバイスをもらって実践しました。連続2~3回ミスしましたが、その思いっきり打ったことによってボールを潰してコントロールする感覚が徐々に思い出すことができました。(その後はフルスイングしかできませんでしたが・・・)

今思うと感覚がなくなったことにより、どんな球種を打とうか・攻めようか・守ろうか。など考えておかないといけないことがスッポリ抜けていました。打たれたボールをどう対処するのかも考えておきましょう。

解決策

ショートラリーでタッチ感覚を磨きましょう。サービスラインの中でスイングをして収まるように練習をしましょう。短い距離で尚且つスイングをしてボールが収まるようになれば、ベースラインのラリーなんか簡単にコントロールすることができます。

このタッチ感覚が良くなれば自分がミスしたときに何が起こっているのか・上手くいったときに何ができているのかを理解できるようになります。それが理解できるようになると試合中の修正がスムーズに行えて試合中に急に打てなくなることも少なくなります!

ショートラリーでタッチ感覚バッチリ。

5・無意識にフォームが変化している

あまりにも練習と試合でやっているフォームに違いがあるとおきます。無意識にフォームが変化します。試合中でやろうとしているフォームと、練習(質の低い)で身体に染み付いてしまったフォームが嚙み合わなくていきなり打てなくなる事があります。(頭と身体がマッチしていない状態)

このケースはあまりないかもしれませんが、私自身に起こった現象なので紹介しておきます。私に起きたことはサーブでした。試合・練習より仕事(テニスレッスン)でテニスをする時間が長くなっていました。私は本来サーブするときにスタートポジションをしていたのですが、仕事中はそんな悠長に構えて打つ時間もないので構えずにサーブを打っていました。(サーブのボール出しのような感じ)それが原因で本気でサーブを打つ時にトスをする左手が震えるようになってました・・・。そこから仕事用のサーブをやったら左手は震えずにスムーズにトスを上げることができました。

普段やっているフォームって大切なんですね~。

解決策

これも簡単なことなんですけど、練習と試合で同じフォームでテニスをすることが大切になります。逆に言うと練習と試合で差があると試合中に思わぬアクシデント起こるかもしれませんね・・・。原因がわかっていれば対処できてパニックにもなりませんけどね。

まとめ

考えられる理由6つ

0・手首の使いすぎ

1・緊張による理由

2・試合経験が少ない

3・3ヶ月以内にフォームを変えた

4・スイング速度が安定していない

5・無意識にフォームが変化している(もしくはルーティンを変えている)

試合中にいきなり不調になる原因はいくらでもあります。原因は必ずあります。その1つ1つを潰していくことで自分の理想のテニスに近づいていくことができます。早く理想のテニスがしたくてヤキモキすると思いますが、時間をかけて自信を積み上げていってください!

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