残酷で異常というよくわからない題名の映画をレビューします。正直言ってつまんないだろうなぁ~と思っていたのですが、予想外の面白さでした。
あらすじ
ある一家の生活が平凡に進んでいくと思っていた・・・気がつけば夫よくわからない施設にいました。夫は何をすればいいのか、よくわからずに一室に入ると古ぼけたTVと周りに十数人でそのTVを見ています。
そこに映し出された老婆に衝撃的な言葉を言われるのです・・・・『あなたは妻を殺した』と。
見どころ
後半の畳み掛けるようなテンポ
前半は何が何だか分からない状態でしたが、前半は伏線が散りばめられています。後半になるとその伏線などが次々と明かされて面白くなっていきます。また後半のテンポはジェットコースターのようなスピード感で物語が進んでいきます。映画に釘付けになったのは久々の体験でした。そのぐらい見入ってしまいましたね。
どんな終わり方をするか予想外
この映画の終わり方が全く予想外の結果になりました。何故そうなるのかというと、そのぐらい絶望的な状況の映画なのです。なので見ている人間はどんな終わり方をするのかという思考が巡らなくなるのです。
しかしこの映画はその思考をひっくり返す終わり方・展開になります。それが畳み掛けるようなテンポで進んでいくので、考える暇を与えずに視聴者はただこの物語に飲み込めれるのです。
感想
人間の歪な思考、罪に立ち向かっていく人間模様が描かれている内容の濃い映画でした。全体的に暗い印象の映画と感じたと思いますが見た後は不思議とそんな印象はなく、逆に晴れやかになるくらい不思議な映画でした。是非見てほしいですね!
コメント