ラケットのグリップの持ち方に個性が出ることはあります。それはハンマーグリップとピストルグリップです。
今回は少し持ち方に悩みがある方に向けてご紹介いたします。
私はどちらも経験済みなのでご安心ください。
ハンマーグリップとは
ハンマーグリップとはラケットを持った時に人差し指を開けない持ち方です。簡単に言いますとほとんど手のすき間を開けずにグーの状態で、ラケットを持つ持ち方です。
ホントにハンマーを握ったような持ち方です。始めをたばかりの方なんかはこの持ち方になることが多いと思います。
ピストルグリップとは
少し見にくいと思いますが少しだけ人差し指と中指にすき間がありますよね。
そうなんです。ピストルグリップとはまさにピストルを持ったような状態でラケットを持つことです。
ハンマーグリップのメリット・デメリット
メリット
1ボールに押し負けにくい
2力が入る
3シンプルに握れる
ハンマーグリップは力が入りやすいので、強いボールが来ても押し負けにくいのが特徴です。
ピストルグリップならはじかれてしまうかもしれないボールでも、グッと踏ん張って前に振っていけるようなイメージです。
またハンマーグリップなら多少重いラケットでもスイングできて、重いラケットでも力負けせずに扱うことができます。
デメリット
1力みやすい
2腕でラケットをふりがち
3繊細なショットが難しいかも
良くない点としては力んでしまって、腕の力だけでスイングしまいがちですね。また力んでしまうことによって準備動作、ラケットワークがワンテンポ遅くなってしまうことになるのでしっかり身体のひねりを使ってボールを打っていきましょう。
ピストルグリップのメリット・デメリット
メリット
1力みにくい
2繊細なボールも打ちやすい
3手首のスナップがきく
ピストルグリップは力みにくいのと、人差し指が独立しているので繊細な動作がしやすいです。しかし間を空けすぎると人差し指が機能しにくくなるので注意してください。
デメリット
1勢いのあるボールに押されるときがある
2握り方の個人差が大きい
3初心者の方は最初は慣れない
強打されたボールにハンマーグリップに比べると押されやすいです。
(その分いなしたり、技術でカバーできます)
またどのぐらい人差し指を空ければいいのか悩む事もありますので、気がついたらこの持ち方になってたぐらいの気持ちでいきましょう。
(目安は指一本分ぐらいですが個人差あります)
まとめ
ハンマーグリップはパワー重視
ピストルグリップは汎用性重視
私は何回かハンマーグリップとピストルグリップを経験して、最終的にピストルグリップに落ち着きました。
一時期はハンマーグリップで行こうと意気込んでいたのですが、気付いたらピストルグリップに戻っていたので時間と共に変化するものかもしれませんね。
今回はハンマーグリップ、ピストルグリップをご紹介いたしました。あくまでも私の感じた事なので話半分に参考にしてください。
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